動画を使ったWEBサイトを見てみよう!

最近ではWEBサイトに動画が使われているのは珍しいことではなくなってきました。弊社でも以前よりも動画を用いてご提案することも増えてきています。
今回は素敵なWEBサイトを参考にしながら、動画を使ったアプローチについて見ていきたいと思います!

 

どんな学校かが伝わる!

桃山学院大学 (https://www.andrew.ac.jp/businessdesign/)

ファーストビューが動画になっており、学校紹介の役割を担っています
ターゲットのこれから受験したいと考えている人達に対して

(1)学校のロケーション→都会にあるんだ・綺麗な学校だ
(2)実際の授業の様子→フィールドワークやプレゼンっぽい授業もある
(3)生徒さんの生活→積極的に参加している・楽しそう
といった、行かないとわからない学校の雰囲気が眺めているだけでわかる内容になっています。リクルートサイトなどでもよく用いられる動画の構成ですね。

こちらのサイトはyoutube埋め込みで動画を入れ込んでいるようです。動画が長尺でも画質が綺麗なまま掲載されています。
また、youtubeチャンネルへの遷移にもなるので、SNSの利用が盛んな10代〜くらいのターゲット層に効果的かもしれません。

 

商品のコンセプトが伝わる!

さささ 和晒ロール (https://sa-sa-sa.jp/)

商品の使用シーンを動画にしており、レイアウトがスピリットデザインで、スクロールしても動画が横にいてくれるのでついつい見てしまいます。
動画のテンポの良さも商品のコンセプトである「さっと」感があって気持ち良く、〝使い方が多様である〟ことと、〝使い勝手の良さ〟がイメージしやすい内容になっています。

PCがスピリットデザインのため、SPにしたときの動画の追従はなくなってしまいますが、ファーストビューに出てくるのと、最後まで読んだときにまた現れてくれるのが印象的でした!
レスポンシブの際のレイアウトもPCと大きく変わらずに済むのも多方面に優しい作りです(笑)

 

行ってみたくなる!

正覚寺 (https://nakameguro-shogakuji.or.jp/)

抽象的なイメージのファーストビューからスクロールしていくと、experience(体験)として、普段は見れないお寺の朝のお勤めや、祈祷の様子、お参りに行きたくなるようなPVが用意されています。英語の字幕が入っているのを見ると、外国人へ向けても意識されていそうです。
お寺というクローズで伝統的な世界観を、魅力的に周知できる作りです。映像がとても素敵で見入ってしまいます。

ファーストビューや、スクロールでのセクション遷移エフェクトなど、全体的に動的な要素があるにも関わらず、落ちついて見える気持ちの良さがあります。experience(体験)コンテンツと称する説得力のある、動画のメリットを生かした良いUXも感じました。

 

コーポレートのイメージを表現する!

SmartHR (https://smarthr.co.jp/)

こちらで使われている動画はCGによるイメージ動画です。
抽象的な表現なので、会社の在り方を表現している…や、創造している…など、色々な解釈ができそうです。無機質ですがサイバーチックなブルーで、テクノロジーや、PC関係だろうか、というイメージが伝わってきます。

サイト全体の使用色もファーストビューの動画と同じカラーリングで押さえてあり、シンプルなトンマナですが、ページ中の動くオブジェクトがアクセントで目を引きます。サイトの上から下までが動画とリンクさせた世界観でしっかり統一されています。

 

まとめ

一言で「動画を使ったWEBサイト」と言っても、その動画が何を伝えたいのかで、内容や扱い方に変化をつけることができ、活用の幅は広いと感じました。デザインと動画ならではの特性を生かせれば、効果も十分期待できそうですね。

WEBサイトに動画を採用する大きなメリットとしては、文字情報よりもイメージが伝わりやすいこと印象に残りやすいことが挙げられます。昨今ではSNSとの親和性が高いことや、google傘下であるyoutubeを利用することによってSEOに優良コンテンツと判断されやすいという面もあるようです。時代の変化により、数年前から動画コンテンツの立ち位置にも変化があったように思います。今後ぜひ取り込んでいきたいです!